枡の歴史にはずる賢さが見え隠れ!?

枡ってなんだろう

こんにちは。シンクラボ編集部です。

年が明けてしばらく経ちましたが、
年末年始などのお祝い時に枡でお酒を飲んだことのある人はいますでしょうか。
編集担当はまだありません…。

年明けのテレビ番組などで枡で飲んでいるのは見たことがありますが、
そもそも枡ってなんなんでしょうか。
気になったので調べてみました!

枡は測るための容器

枡は体積を計量するための測定器のようです。
…すでに意外でした!

てっきりお酒を飲むためのものかと思っていましたが、
測定器だったとは…。

お祝いの場などでお酒を飲むためのものは酒枡と呼ばれるそうです。

ずる賢すぎる枡の歴史!

枡の歴史はかなり古いようですが、
院政期から戦国時代までくらいの時代には、かなりずる賢い使われ方をしていたようです。

なんと、年貢を徴収する時に使う枡より給付する時に使う枡を小さくすることで、
多く徴収し少なく給付されていたとのこと!

なんともずる賢いですね…

その後、枡の統一規格が設定されたりしますが、
結局悪い人たちは不正な枡を使用し続けていたようで、
江戸時代には、不正な枡を使用した人は厳しい罰を受ける制度が整ったようです。

現代まで続く枡の文化

ここまで見てきたように、枡には長い歴史がありましたが、
その文化は現在も広く根付いています。

「一合炊き」や「一升瓶」などは枡の単位から来ていますし、
測定器として使われることはほとんどなくなりましたが、
酒器としてお祝い事の際などに使用されています。

シンクラボでは、記念品やプレゼントにぴったりの
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